遠隔医療はICUにも…安定性・継続性の高いネットワーク環境が不可欠

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

「遠隔診療/医療」といえば、病院にいる医師と自宅などにいる患者をオンラインでつないで診察するものか、離島の診療所と本院をつなぐなどの、病院と病院の外というイメージが強いと思います。

ですが、最近、病院内のセンターとICUをつないで行うという遠隔医療の取り組みが行われているそうです。そこで今回はICUの今と遠隔医療の取り組みについてまとめた後、病院内での遠隔医療に必要なネットワークについて考えてみました。

遠隔医療はICUでも活用が進んでいる

日本国内にあるICU病床数は2021年8月時点で7,015床だそうです。(参考

昨年4月に日本経済新聞に掲載された情報では5,709床だったそうなので、この1年ちょっとで約1,300床増えたことになりますが、それでも人口10万人に対して5.6床です。地域によっては1.4床というところもあるので、コロナ禍のような緊急時にはとても困難な状況だったと思います。

コロナ禍以前より、日本の医療業界ではICUの不足とその運営が問題視されていたようです。
それぞれの病院で工夫はしてきたと思いますが、今回は昭和大学での取り組みを見つけましたので、まずはその取り組みをご紹介してみたいと思います。

昭和大学ではICUが抱える問題解決のため、2018年からICUを対象にした遠隔支援システムの実証実験をフィリップス社と共同で行っており、昭和大学病院内に設けた支援センター(救急医療の専門医と看護師、医師事務担当者が常駐)から、昭和大学院内にある2か所のICUと、外部病院のICUをつなぎ、約50名の患者の状態を見ていたと書かれていました。

このシステムでは、バイタルなどの医療データを一元管理する仕組みを持っており、データを分析することで容体の変化を早期に察知してアラートを上げ、現場とビデオ会議を使用して治療法の相談をすることが可能だそうです。

その後、2020年9月にはその効果が証明されたため、日本市場で本格的に展開すると決まったそうで、まさにいま徐々に展開を始めているのだと思います。(参考1参考2

医療に使うからこそ、継続して安定利用できるネットワーク環境を

さて、この件においてネットワークに求められる性能は、安定性・継続性が主になってくると思います。

安定かつ継続(停止しない)して利用できるネットワークには、信頼性が高いことはもちろん、病院の環境にあった適切なネットワーク機器を選定できることはもちろん、安全に利用できることが仕組みがあることが必要不可欠です。

ヤマハのネットワーク機器は数多くのラインナップを保有しており、定期的に無償でファームウェアのアップデートが提供されるため、継続して安全に利用できる環境を構築することができます。LANマップというネットワーク機器の運用状況を可視化できるツールも使用できるため、万一の時にはすぐに障害個所を把握することができます。
また、病院での使用例も多く、使用した多くのユーザーから故障率が低いという声が上がっていると聞きます。

ICUに限ったことではありませんが、多くの病院でシステム化が進んでおり、無線LANやWi-Fiといったネットワーク環境はいまや必要不可欠なものとなりました。どんな用途でも病院という空間では、継続して利用できることはもちろん、安全で安定して利用できるネットワーク環境は重要なものだと思います。

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