介護現場で進む各種ツールの利用と通信環境

こんにちは、吉政創成 菱沼です。
最近の介護施設では介護ソフトの導入や見守りカメラ、センサーなどの導入が進んでいるのだそうです。
今回は、現在の介護施設が抱える課題とその対策のために導入されるシステムやネットワークについて考えてみたいと思います。

介護施設が抱える課題

よく介護業界は人材が不足しているという話を耳にします。実際のところどうなのだろうと調べてみたところ、平成31年に公開された少し古いデータではありますが、介護職員数の推移があらわされたグラフを見つけました。

このグラフには要介護(要支援)者数の推移もわかるようになっていますが、これをみると要介護者の増加に伴い、実は介護職員も同じように増加していることがわかります。

ということは、ただ介護職員になる方がいないといわけではなく、介護職員は増えているけれど、要介護者が増えた結果、結局人材不足は変わらないということのようです。

出展:介護分野の現状等について|厚生労働省平成31年3月18日

さらに、令和2年版厚生労働白書によれば、今後団塊の世代が後期高齢者入りすることもあり、介護保険利用者は増加傾向にあるとみられており、2040年度には2018年度比で1.4倍(居宅サービス)になると見込まれているそうです(参考:同白書図表1-9-6)。なかなか職員不足を解消するのは難しそうですね…。

ICT、IoT、AIの活用で職員の負担を軽くする方向

そこで各介護施設は職員の負担を減らすべく、様々な介護施設向けのシステム導入を増やしているようです。

トライトグループが行った介護事業所におけるDX実態調査によれば、現在介護施設の多くで介護記録ツール(44.6%)、介護請求ツール(30.4%)、コミュニケーションツール(26.2%)、浴室内の見守りや転倒防止など身体介護業務を支援するセンサー(26.2%)などの使用が進んでおり、その中でも特に規模の大きい施設ではケアプランやセンサーが積極的に採用されているようです。

また、今後、DXとして取り組みたい分野として介護記録業務(33.3%)、リハビリ、レクリエーション、メンタル面のケアなどの施設利用者の支援業務(22.4%)、身体介護業務(22.1%)があげられているそうなので、介護施設でのシステム導入は今後も進んでいきそうです。
政府としても介護施設へのICT導入支援事業介護ロボットの導入・活用支援も行っているので、より導入がしやすそうですね。(補助金の交付については各都道府県で異なる場合があるようなので、所在地の自治体にご確認ください。)

安定・安全なネットワーク環境でシステム・ツールの利用をスムーズに

業務に有用な様々なツールを使用するようになれば、施設内の安定した通信環境は以前に比べてより重要性を増してきます。

また、利用者向けのWi-Fiについて今もすでに要望としてあがっているとは思いますが、今後はPCやスマホに馴染みのある施設利用者が増えてきますので、より利用者が自由に利用できる無線LAN、Wi-Fiが求められる機会が増えてくると思います。

そうなれば職員と施設利用者が使用するネットワークを分けるなど、セキュリティにも配慮が必要です。

ヤマハのネットワーク機器は豊富なラインナップに加え、柔軟なセキュリティ設定、ネットワーク機器の運用状況を可視化するLANマップが使用できます。

また、病院や介護施設では間仕切りが多く、また、医療機器をはじめとする精密機器が多数あるため、ネットワーク機器の配置には考慮が必要です。

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