病院・介護施設でWi-Fiを提供するときに確認したいセキュリティ対策

こんにちは、吉政創成 菱沼です。

今回は昨年5月に総務省が改訂した「Wi-Fi提供者向けセキュリティ対策の手引き」を元に、病院内でのネットワークセキュリティについてまとめてみたいと思います。

病院でのネットワーク解放に向けて気にしたいセキュリティ

先日、患者用通信環境解説のための補助金が出ることが決まったというお話を取り上げさせて頂きました。これは病院向けの補助金で、介護施設の場合は介護施設向けのICT補助金があるようです(終了している地域もあるようです)。

また現在、病院や介護施設でもIoT化やDXの取り組みが行われていることから、今後、医療・福祉分野の施設での無線LANやWi-Fiの利用は当たり前の時代が訪れると考えられます。

ただ、病院や介護施設にある情報は患者や施設利用者の重要な個人情報ばかりです。患者が使用するとはいえ、ある意味で不特定多数の人間が使用できてしまうような通信環境を、医療従事者が使用すると情報漏えいの危険性が高まります。そのため、ネットワークを開放するならばセキュリティ面の対策は必須です。

例えば、街中や喫茶店などでよくある、暗号化がされていないフリーWi-Fiや、暗号化されていてもパスワードが掲示されているという状態のところでは、悪意を持った第三者によって通信を傍受されてしまいます。

そのため、患者用に公開するなら、パスワードを誰でも見られるような場所に掲示しないようにしたり、認証制にしたりといった対策を行うと安心です。

加えて、医療従事者が使う通信環境とは分離する他、VPN接続にするといったことも有効だと思います。

専門家と一緒に安全で適切な通信環境を

とはいえ、その病院・施設ごとに事情も異なる部分は多分にありますので、セキュリティ対策が施された通信環境を実現するにはどうすればいいかは、専門家にお任せするのが一番です。

が、病院・介護施設内でもネットワークとセキュリティについての概要や最低限注意しなくてはならない点を知っておいて損はありません。

そこでご紹介するのが、総務省が公開している「Wi-Fi提供者向けセキュリティ対策の手引き」です。この中にはWi-Fi提供者として知っておくべき、安全なWi-Fiの提供に必要な対策が書かれています。(利用者向けはこちら。)

この手引きを医療機関向けにまとめられているのがこちらです。これをさらに最低限にして、視覚的にも分かりやすくしたのが厚生労働省の「医療機関で特に重要と考えられる対策」です。ぜひご参考までにご一読いただければと思います。

通信環境に限らずシステム全般に言えることですが、敷設・導入したら終わりではなく、継続的なセキュリティ対策と、適切な運用を行っていく必要があります。

特に病院や介護施設の場合、精密機器の多さに加え、画像を取り扱うシステムによる通信回線の圧迫、間仕切りなどによる通信の妨害といった課題が多々あります。

そうした課題を一緒に解決してくれるパートナーを見つけ、安心で安定した無線LAN、Wi-Fiの運用をしていけるといいですね。

ヤマハのネットワーク機器は柔軟なセキュリティ設定に加え、継続的な無償アップデートが提供されますので、セキュリティ面を強固にするなら安心です。

SCSKでは、ヤマハ機器のご提案と、構築のお手伝いを販売店様向けにしています。お悩みの方はぜひお問い合わせください。


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