SCSK ゆうのコラム「個別設定がされたWLX212の機器交換方法」

ごあいさつ

みなさんこんにちは。SCSK のゆうです。

本日は、多くの方からご質問を頂いている「個別設定がされたWLX212の機器の交換方法」をご紹介します。WLX212は実環境で動作している機器を新しい機器に交換する場合、SSID などは自動で同期されます。しかし機器ごとに個別に設定された内容は自動で移行されません。

今回はそんな個別設定を新しい機器に移行させる方法をご紹介します。

そもそもクラススター管理機能とは

クラスター管理機能とはWLX212ではじめて採用された管理機能です。同一ネットワークに接続されたWLX212はクラスターというグループにまとめられ、SSIDが共有されます。またすでにクラスターが構成されているネットワークに新しくWLX212を追加した場合、自動でSSIDが同期されます。クラスター内のAPが自動でコントローラになるため、別途コントローラー機器を購入する必要はありません。コントローラとして動作している場合も、引き続きAPとしてSSIDを吹くことが可能です。

個別設定が行われているかを確認する方法

個別設定がされているかどうかは、仮想コントローラーの詳細設定画面で確認することが可能です。詳細設定画面の個別設定欄に青丸が表示されている場合、そのAPは個別設定が行われていることになります。個別設定がされているAPを交換する場合は、本日ご紹介する方法で交換を行ってください。

個別設定を移行する方法

ここからは実際に個別設定が行われたWLX212の交換方法をご紹介します。設定を移行する際の具体的な画面を見たい方は、参考資料のYouTubeをご確認ください。

①仮想コントローラーの設定(保存/復元)画面に移動します。

②設定のバックアップ項目の「実行」をクリックし、現在のconfig をローカルPCにダウンロードします。

③ダウンロードしたconfigの交換予定の既存機器のMACアドレスを、新しく交換する予定の機器のMACアドレスに変更します。

④仮想コントローラーの設定(保存/復元)画面に移動します。

⑤設定のリストア項目の「ファイルの選択」をクリックし、先ほど修正したファイルを指定します。

⑥設定のリストア項目の「実行」をクリックします。

⑦クラスターAP管理画面でAP情報設定に交換予定のAPのMACアドレスが表示されていることを確認します。

⑧交換予定の新しいAPを起動し同一ネットワークにつなげると、個別設定を含めた設定が同期されます。

ここに気をつけて

クラスターAP管理画面のAP情報設定のうち、名称/設置場所については機器交換前の名称及び、設置場所が引き続き使用されます。保守管理の際にトラブルにならないよう、機器交換後は手動で変更することをおすすめします。

さいごに

本日の内容は、YouTubeでも公開しています。みなさんぜひご覧ください。

ではまた次のコラムでお会いしましょう。

参考資料

WLX212技術資料

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/index.html

SCSKネットワークプロダクト部 公式YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCTEBGknrUcKpkNoOSSnPHfg