SCSK ゆうのコラム「WLX212へ、初めて WPS機能 が搭載されました」

皆さんこんにちは。SCSK のゆうです。前回はYMS-VPN8についてお話ししましたが、今回は2020年7月に新発売された WLX212 についてお話ししようと思います。現在「SCSKネットワークプロダクト部 公式YouTubeチャンネル」では・オンプレミス版・クラウド管理版(YNO管理)に分けてSSIDの設定や機材の追加方法をご紹介しています。ここではWLX212で初めて搭載されたWPS機能の概要と実際にWPS機能を使用する際の流れをご紹介します。

1.WPS機能とは

まずは、WPS機能についてご紹介します。WPSはWi-Fi Protected Setupのことで、無線の設定を簡単に行う機能です。この機能を使用すると、通常 無線アクセスポイント に 無線LAN端末(PC、スマートフォン、ネットワークカメラなど)を接続する際に必要である SSIDの設定やパスワードの設定を行わずに接続することが可能になります。WPSにはプッシュボタン方式 と PINコード方式がありますが、WLX212では両方の方式に対応しています。

2.WLX212のWPS機能の概要

WLX212のWPS機能の仕様を簡単にご紹介します。WPS機能は工場出荷状態で有効であり、SSIDはvlan1(unタグ)に紐付いています。そのため上位にDHCPサーバがあり、そのままインターネットにアクセスできる環境があれば、WPS機能を使用して接続した端末が、そのままインターネットへのアクセスすることも可能になります。WPS機能で使用されるSSIDは以下のルールに沿って自動で設定されます。

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SSID = 接頭語 + 変数

接頭語: “doremi-“

変数: マスターAPのEthernet MACアドレスの下位3バイト。英字は小文字で表現したもの。

パスワード:マスターAPの”Device ID”

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3.WLX212でWPS機能 プッシュ方式を試してみた

早速WPS機能のプッシュ機能をWLX212 Blackカラー とWindowsPCで試してみました。上位のルータ(DHCPサーバ有効)とWLX212を接続し電源を入れます。上位にDHCPサーバあるので、WPS機能を使用してWLX212とPCを接続 するだけでインターネットへのアクセスが可能になります。WLX212に電源が入ったことを確認した後、実際にWPS機能を使用してWLX212とPCを接続させます。

​ ①まずは、PCが受信しているSSIDの一覧を表示します。

​ ②SSIDの一覧の中からWPSが使用可能なSSIDを選択して

​  接続をクリックします。

​ ③次にWLX212の背面にあるconfigボタンを4秒程押します。

   そうするとPC上でルータの設定を取得していますという表示に変わりました。

④ 無事接続が完了しインターネットへのアクセスも可能でした。

*パスワード打たなくていいのは、非常に楽です!

4.WLX212でWPS機能 PIN方式も試したかったが

プッシュ方式での接続がスムーズできたので、PIN方式もスムーズにできるだろうと思いましたが、そもそも使用しているPCのPINが見つからない。ネットで確認すると、一般的にPINは無線子機本体ラベル(今回の場合はPC)に記載されているというので、しばらく探しましたが見つかりませんでした。ですので今回のコラムでのご紹介は諦めて、見つかった際には次回のコラムかYouTubeでご紹介しようと思います。

5.今回の検証で自動設定されたWPS機能用SSIDのご紹介

最後に今回の検証で自動設定されたSSIDの設定画面をお見せします。以下の画面が今回のWPS機能の検証の際に自動設定された、SSIDの設定画面になります。通常のSSIDの設定画面と異なりキャプティブポータル機能 や MAC フィルタリング機能の設定ができない等の違いがあります。

6.さいごに

今回のコラムではWPS機能を使用したWLX212への接続方法をご紹介しました。ご紹介しきれなかったWPS機能 PIN方式 やWPS機能の検証内容などは別のコラムでご紹介したいと思います。

ではまた、次のコラムでお会いしましょう。

参考資料

WLX212技術資料 WPS機能

http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx212/wps.html

SCSKネットワークプロダクト部 公式YouTubeチャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCTEBGknrUcKpkNoOSSnPHfg