ゴールデンウィーク明けのネットワーク負荷対策、できていますか? | 負荷通知機能とQoS機能で安定した通信を(濱田康貴氏)

みなさんこんにちは。平成時代最後のゴールデンウィークは10連休という方も多いのではないでしょうか。羨ましい限りです。我々サーバー・ネットワークエンジニアにとってはメンテナンス祭り、言わばゴールデンメンテナンスウィークといったところでしょうか。10連休の皆さまが羨ましい限りです(大事なことなので2度申し上げました)。。。

ゴールデンウィーク明け ここからが(ネットワーク負荷の)本番だ!

さて、最大10日ものメンテナンス祭りが終わり、疲労困憊の我々を待ち受けるのは「ゴールデンウィーク明け始業時のバーストトラフィック祭り」です。このタイトルだけでピンと来られた方もいらっしゃるかとは思いますが、

  • 大量のメール受信
  • Windows Update
  • アンチウイルスソフト パターンファイル更新

が一斉に行われるという恒例のイベントが待ち受けているのです。また、2019年に限って申し上げますと、改元後最初の営業日を迎えるということでもあります。我々サーバー・ネットワークエンジニアが代休取れるのはもう少し先になりそうですね。。。

こうした大量のトラフィックが流れるオフィスネットワークには、QoS機能のあるヤマハルーターをおすすめします。また、本支社共通で利用するファイルサーバー、WSUSサーバー、メールサーバーなどを本社拠点に置いているケースもあるかと思いますが、こうした環境に有用な負荷通知機能についてもご紹介したいと思います。

QoSとは?負荷通知機能とは?

ネットワークの世界でQoS(Quality of Service)と呼ばれる機能は、主にルーターの輻輳が予見されるときに優先制御、帯域制御の目的で利用されます。

ヤマハルーターのQoS機能では、送信するパケットに対してQoSポリシーに応じた制御ができます。しかし、受信データ、特にLANインターフェースの入り口で受信オーバーフローとしてカウントされる破棄については、ポリシーに従った制御を行うことはできません。ヤマハルーターでは、こうした受信側での意図しないパケットの破棄を最小限に抑えることを目的とした負荷通知機能が実装されており、自側機器の負荷状況を監視し、負荷が増大した場合には、相手側機器にパケットの創出を抑えるよう働きかけます。

ヤマハルーターで負荷通知機能を利用してみよう

本社拠点1箇所に対し3拠点からIPsec VPNで接続する環境を想定した、ヤマハルーターで負荷通知機能を利用する例が公開されています。負荷通知機能により、本社側の通信負荷が増大した場合、拠点側に送信を抑制するよう通知します。対応機種は、RTX5000、RTX3500、RTX3000、RTX1210、RTX1200、RTX830、RTX810、NVR700W、NVR510、NVR500、FWX120です。 ( https://network.yamaha.com/setting/router_firewall/vpn/vpn_qos/qos-combination-rtx5000 )

対応機種、ファームウェアの組み合わせはこちら ( http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/load-watch/ ) をご確認ください。

負荷通知機能は、本社オフィス内にファイルサーバー、WSUSサーバー、メールサーバーなどがあるような環境で一斉に通信が発生するような場合、特に威力を発揮するでしょう。また、負荷を通知するだけでなく、負荷の検知でQoSが働くというのも、ネットワーク管理者にとって有り難い存在です。是非、ヤマハルーターの導入で安定した通信環境構築を検討してみませんか?