Interop Tokyo 2018 参加レポート(津村彰氏)

1.  はじめに

2018.06.13-15に掛けて、千葉県幕張メッセで開催された「Interop Tokyo 2018」に、セッション登壇者として参加させていただきました。

おかげさまで、展示・セッションともに好評のうちに終わり、沢山の方にご来場頂けた事をお礼いたします、ありがとうございました。

2.  Interop Tokyo 2018とは?

「日本のインターネットの展示会」として、1994年から開催が続いている展示会です。

見所はなんと言っても、最新の機器により構成されたネットワーク「ShowNet」(ショーネット)であり、毎年ShowNetの構成図(トポロジー図)は胸を熱くしながら眺めていたものです。

2.1.   ShowNetとは?

実際に最新の機器を稼働させて作られた「実機展示のネットワーク」であり、それらの構成図(トポロジー図)の公開や、実際の稼働状況を展示会場で観る事ができます。また、詳しい説明をツアーにより解説して貰う事も可能です。

今回、ヤマハ製品では新製品のL3スイッチ「SWX3200」が、ShowNetで稼働していました。

ShowNetの中で稼働するSWX3200

3.  ヤマハ/SCSKブース 展示のみどころ

ヤマハ/SCSKブースでは、現行機種のほとんどを動態展示しており、実際にその場で稼働しているLANマップなどを操作し解説する場面もありました。

また、参考出展として、以下の製品が展示されていました。

  • X19
  • 仮想ルーター

3.1.   X19はSWX2200後継機種

開発中の機種「X19」は、現行のSWX2200シリーズの後継にあたります。

SWX2200がルーターからの一括管理を前提に作られている事と異なり、以下の点がアップデートされています。

  1. ウェブ管理画面の搭載
  2. リンクアグリゲーションの実装

特に、リンクアグリゲーションについては、SWX3200シリーズのスタック構成と組み合わせるには必須の機能であり、今後SWX3200とX19の組み合わせが鉄板になっていくと思われます。

3.2.   既にIPSecが動いている仮想ルーター


仮想ルーターは、Linux上で稼働しているコンソール画面、およびIPSecで複数拠点と接続されている状態が動態展示されていました。

仮想ルーターは以前から開発中というお話は伺っていましたが、実際に動態展示されたのは今回が初めてになります。

現在は基本的なインターフェースとIPsecが実装されている状態だそうですが、将来的には「大規模ネットワーク」「大量のRTXの置き換え」「組み込み」といった用途でも使う事ができるでしょう。

4.  ブースセッションの模様


今回よりブースセッションが設けられ、3日間で40以上のプレゼンテーションが行われました。

私も「ヤマハL3スイッチで始まる社内LANの新時代!」と題してお話させて頂き、ヤマハ ネットワーク製品と日本企業の成長、そしてSWX3200シリーズについてお話させて頂きました。

ブースセッションは、3日間で約700名もの方に聴講頂き、大盛況のうちに終わりました。

5.  おわりに

ヤマハの展示会の凄いところは、「現場の人と直接イベント会場でお話できる」、これに尽きます。

とても限られた時間の中で、開発現場の方も足を運んで頂き、私も今後に繋がる良いインプットを得ることができました。

また、RT100iから続く「ファストリリース・ファストフィードバック」が今でも続いており、今回は仮想ルーターの参考出展にそれを感じる事ができました。